マスクの種類、着用方法などについての備忘録です。 COVID-19に関する情報は、CDCなどを参照することが多いのですが、マスクに関しては日本が一番進んでいるのではないかと考えています。 主に、日本で紹介されているマスクに関する記事などを記載しています。
ためしてガッテン:マスクの疑問あれこれ解決!正しいマスクの使い方(NHK)
「ためしてガッテン」が一番わかりやすい内容だと思います。
- マスクの種類と構造
- 細菌やウイルスなどの粒子を防ぐ仕組み
- つけ方を間違えたら予防効果はゼロ!
- せきでどのくらいウイルスが拡散される?
- マスクをしていても要注意!接触感染
【医師監修】不織布マスクの選び方|BFE・PFE・VFEの違いとは
i-goods.co.jp 具体的な選び方については、こちらの記事が参考になりそうです。 マスクの性能は以下のように定めています。
COVID-19はウイルスなのでVFEで選びたくなりますが、この記事では、飛沫感染が主要な感染要因と考えられていることから、VFEが高いマスクを選ぶこと、エアロゾル対策も考慮して、可能であればPFEが高率なマスクを選ぶことを推奨しています。
また、これらの基準が記載されていれば、どこの国で生産されたものでも、問題ないと考えてよいようです(ただし、偽物には注意が必要)。
マスクの選択は、価格よりも性能と顔へのフィット感や付け心地が重要としています。
実際の商品での表記
実際の製品で、どのように表示されれているかを確認してみました。
粒子サイズのイメージ
試験方法
試験方法が、カケンのWEBで紹介されています。 www.kaken.or.jp
PFE/VFEとASTM F2100-11
これらの値は、ASTM F2100-11 という規格の LEVEL1-3で利用されます。そもそも、LEVEL1-3はどんなふうに違うのかというと、このような違いのようです。
ASTM F2100-11 Rated Face Masks | Halyard Health
こういう表がわかりやすいかもしれません。
Choose the right mask, The right mask is an ASTM-rated mask.
日本語では、サラヤさんの製品説明がわかりやすそうです。 med.saraya.com
マスクの選び方は?ウレタンは性能劣る【素材別の比較結果】
新型コロナ マスク着用による感染予防の最新エビデンス
テレビにもよく出られている忽那賢志先生の記事。約1年前(2020/07/23)の記事ですが、興味深い内容が紹介されています。
- なぜ症状がない人もマスクを着けるべきなのか
- 会話や呼気でも飛沫が発生する(動画あり)
- 発症前からマスク着用で家族内感染を減らしたという報告
- マスクの効果を検証したハムスターの実験
- 病院でのユニバーサルマスクの効果
- 新型コロナに感染した美容師2人と139人の客
- 屋外でのマスク着用は危険なことも
暑さでマスクどうする “息吸いやすいつけ方” CDCが紹介【動画あり】(NHK,CDC)
こちらは、CDCのTwitterをNHKが紹介しているもの。「口元に通常より空間があるため、息が吸いやすい」そうです。
新型コロナウイルスの空気伝播に対するマスクの防御効果(東京大学医科学研究所)
この研究の発表のポイントとして、以下の項目が挙げられています。
- 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の空気伝播におけるマスクの防御効果とマスクの適切な使用法の重要性を明らかにしました。
- マスクにはSARS-CoV-2粒子の対面する人への暴露量を減らす効果と吸い込みを抑える効果があることわかりました。N95マスク(注1)は密着して使用しないと防御効果が低減すること、また、マスクだけではウイルスの吸い込みを完全に防ぐことができないことも明らかになりました。
- マスクの適切な使用方法の理解に役立つことが期待されます。
マスクの種類と使用時の注意:全国マスク工業会
業界団体のマスクに関する資料
このマークがついていれば、JHPIA会員企業のマスクなので、業界の基準が守られているはず
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を公表しました(厚生労働省)
<「新しい生活様式」の実践例>
○新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言(5月4日)を踏まえ、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を具体的にイメージいただけるよう、今後、日常生活の中で取り入れていただきたい実践例をお示しします。
○以下の例を参考に、ご自身や、周りの方、そして地域を感染拡大から守るため、それぞれの日常生活において、ご自身の生活に合った「新しい生活様式」を実践していただければ幸いです。
ワクチンの効果について
マスクの効果と合わせて、ワクチン接種による感染予防や重症化予防についても気になるところです。 こちらは、2021/07/28にCDCのレポートやプレスリリースを機械翻訳したものです。 ワクチンを完全接種(2回接種後2週間経過)の状態で、94%の予防効果があるそうです。