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CO2濃度を計測して集中管理したい

ラトックRS-WFEVS1 CO2、PM、VOC、温湿度など7種類を計測

以下の章で述べていますが、CO2濃度を集中して計測するためのデバイスを探していました。 こちらの、ラトック RS-WFEVS1が、良さそうなので、早速、購入して評価を行いました。

www.ratocsystems.com amazon - 17,820円

manual.ratocsystems.com

購入して使ってみると、なかなか使い勝手は良い感じです。NETATMOのような黒魔術なしに、普通のネットワークデバイスとして利用できました。モバイルバッテリーを電源にすれば、部屋の中を移動しながら、問題のある場所を調べることもできます(ある程度、動作が安定したところで、よくくしゃみが出るトイレの環境確認もしてみました)

インタフェースは、スマフォ経由で、グラフは実用的なレベルではないと感じます。この点は、NETATMOのインタフェースが良くできています。 データのダウンロードも、スマフォ経由でメールや、slack、Facebookなどに送信できる(メールは問題なく受け取れたけど、Facebookはエラーになってしまった)のですが、前日までのデータが対象で、リアルタイムのデータダウンロードができません。 NDAを結べばデバイスTCP/IPレベルの仕様が入手できるので、プログラムを作り込んで、モニタが出来る模様です。 クラウドAPIもあるそうですが、こちらは大規模導入しないと入手できないとのことでした。

オフィスに設置することを考えると、デバイス単体でもLEDで最低限の情報は見ることが出来るは、使いやすいと思います(CO2が危険な濃度のようだけど、どうしたらいい?との問い合わせが多くなりそうな気もします)。LEDの表示を止められる仕様なのも、良いかもしれません。

スマフォでみるデータとLEDの表示

以下選定の際の記事です。

追記: ​接続できない問題

ずっと動いていたセンサーが突然ネットワークにつながらなくなり、何度再設定しても復帰しないというトラブルがありました。サポートに対応いただき延々とやり取りをしていたのですが、つい先ほど無事に接続が出来ました。
今日何をしたかを振り返ると、家族のPCがインターネットに接続できないトラブルがあり、調べてみるとインターネットルーターDNS設定が空白になっていたため、ルーターをリブートして、正しいDNSサーバが設定されていることを確認する作業をしています。 数時間後に再設定をしたところ、無事に設定が出来たという状況です。

状況を考えると、DNSでの名前解決ができないことが原因だったようです。 そんなに長いこと落ちていたのか、なぜ iPhoneは繋がっていたのかなどの疑問はあるのですが、状況を考えると、DNSの名前解決が出来なかったことが原因と考えるのが正しいようです。 いやぁ、厳しい道のりでした。

追記:CRC

RATOCに申し込んでNDA契約をすると、デバイスの通信仕様がもらえる。IoTデバイスなので当然なのかもしれないが、電文はバイナリーフォーマットで、最後に1バイトのCRCCRCが違っていると、ゼロバイトの応答が返ってくる。

そういえば、昔CRCの実装もやったことがあるなと思ったけど、今となっては完全に忘れている。 しばらく悩んでいたけれど、1バイトなら255通り試せばよいと気が付いて、とある電文の正しいCRCを見つけた。 そのCRCをつくるための、Digest::CRCのパラメータは以下の通り。

    my $ctx = Digest::CRC->new( width=>8,          
                                init=>0,
                                poly=>$poly,
                                xorout=> 0, 
                                refout=>0,
                                refin=>0,
   );

実際に計測をしてみると、結構な頻度でCO2が0xFFFFFFで返ってくる。また、他の計測値もそれなりにぶれているようにも見えるので、CO2でエラー判定し、エラーではないデータを3回取得して平均を取るように実装した。

### CRCで参考にしたサイトなど

zenn.dev

dlrecord.hatenablog.com

qiita.com

www.seplus.jp

目的

COVID-19空気感染(エアロゾル?)という話題に伴って、オフィスの二酸化炭素濃度が気になってきた。 一応、換気量の計算はしていて、目安となる人数などは算出しているのだけれど、実際のところどの程度の寒気が行われているかは、計測してないないとわからない。 単体で動くCO2モニタは結構あるのだけれど、例えば10カ所のCO2濃度を継続的に計測し、記録できるようなものはあまりない模様。いや、あっても大変お高い。 自宅で使っている netatmoもよいのだけれど、イマヒトツ信頼性に欠けることと、日本の代理店が亡くなってしまっているので、会社で使うのは躊躇がある。 というわけで、2酸化炭素濃度を計測するためのメモ書き

netatmo

まずは、netatmo。これ、個人で使う分にはとても便利。 クラウドにデータを上げるが、APIが公開されていてダウンロードが出来るため、2次加工も行いやすい。 しかし、1台目がまともに動かなかったり、詳細な技術情報が公開されていないなどが気になるところ。

動いてしまえば、なかなか頼りになるのだが、時々気を失っている。もしかすると、ルーターをリセットしたタイミングで、気を失うのかもしれない(DNSを8.8.8.8にセットしてみた 2021.08.31)

  • 親機 25,000くらい ($149)
  • 子機 12,000くらい ($79) (あまり、親機から離せないと思う)

qiita.com

qiita.com

qiita.com

LTE-M通信搭載のCO2センサー「RS-LTECO2」(SORACOM)

私のFacebookにターゲット広告されているデバイス。 価格は 19,800(6か月分のクーポン付)

soracom.jp

システム構成

ラトックシステム Wi-Fi CO2センサー RS-WFCO2A

SORACOMのWiFI版か?

  • 14,219円

www.ratocsystems.com

amazon

ラトックRS-WFEVS1 CO2、PM、VOC、温湿度など7種類を計測

どうも、これが良さそうですね。

  • 17,820円

www.ratocsystems.com amazon

Logbee Haruca CO2(チトセ工業)

良さそうなんだけど、ちょっとお高い

  • 親機 48,000
  • 子機 99,800

www.atpress.ne.jp

換気状況の定量・可視化サービス(Obniz)

obniz.io

blog.obniz.com

amazon.com WiFi使えるみたい

  • $109.99

www.amazon.com

amazon.com Airthings 2930 Wave Plus - Radon & Air Quality Monitor (CO2, VOC, Humidity, Temp, Pressure)

Only has bluetooth no wifi

  • $176.03

www.amazon.com

amazon.com: Easy&Fast - 4 in 1 Air Quality Monitor CO2 Temperature Humidity Carbon Dioxide Detector Smoke Alarm WiFi Wall Mountable for Home Office School Market Sights Residential

WiFiでつながるけど、専用アプリのような気がする。

amazon.com: Awair Element Indoor Air Quality Monitor - AQM8002A

これも、専用アプリかな。

www.amazon.com

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